Faded Away (EP) - Linn Mori
Linn Moriによる最新リリース! 先月リリースされたEPも好調のLinn Moriによるチルアウト・Lo-Fiシリーズ。 今作もその続編として制作された3曲入りEP。 タイトル曲の「Uluwatu」は岬という意味を持ち、 インド洋を一望できるバリのウルワツ寺院を指している。 ゆったりとしたドリーミングなビートにエキゾチックなハンドパンがとてもマッチした楽曲。
この作品はイタリア人ハンドパン奏者のMarco Selvaggioと共に制作された楽曲である。
2曲目に収録の『Children Of The Earth』。こちらもゆったりとした浮遊感のあるビートが心地よくずっと浸ってられる様な楽曲に仕上がっている。その作品はMarcus Dとの共作やnujabesのトリビュートアルバムへも楽曲を提供するなど若干19歳でその才能を開花させたカリフォルニア出身の孤高のビートメイカーnitsuaと共作で生まれた作品である。 そして最後の3曲目は、1曲目、2曲目とは少しテイストが異なり、Linn Mori初期のビートスタイルを彷彿とさせる気持ちが高揚するビート曲『Samurai』を収録。 カヴァーアートは前作同様、フランスを拠点にビートメイカーでありドローイングアーティストとしても活躍するAlex Besikianによる作品。 ぜひ前作の『Faded Away」からの続編として聞いていただきたいEPです。
Linn Mori
『Uluwatu (EP)』
label : rockwell product shop
release date : 2024/09/27
produced by Linn Mori
LISTEN
Linn Mori
小学校五年生の時から不登校で引きこもりを経験、アニメ、ゲーム、ネット付けの毎日を送る。中学に上がりギターを購入し たのをきっかけにバンド活動にのめり込む。高校時代にはPurefuse 73の影響などからエレクトロニカに傾倒し、Max/MSPで のジェネレーティブプログラムの制作なども行う。また同じくPurefuse 73の影響からHIp Hopにも興味を抱きMPCや SP1200等を使用したビートメイキングを始める。その後シングルやE.P、EN TOKYOへの参加やコンピレーションへの参加を 経て2012年にファーストアルバム「Midnight Blue」をリリース。その後3枚のアルバムを発表し、自身3枚目のアルバム「 Invisible Vision」では国内エレクトロジャンルにて1位を獲得した。そのほかRADWIMPSの「野田洋次郎」のソロプロジェクト 「illion」へのリミックス提供や「沖野俊太郎」「寺尾紗穂」の作品にも参加、また2020年には伊勢丹新宿店のショーウィンドウ の企画「POWER OF FASHION」にharuka nakamuraとの共作を提供するなど、現在も精力的に活動中である。
Marco Selvaggio
マルコ・セルヴァッジョは、世界中の劇場、クラブ、フェスティバルでハングを演奏するイタリア人アーティストです。
ハングは世界で最も珍しい楽器と考えられており、その音は神秘的で、非常に力強く、非常に魔法的で伝説的です。
マルコは、2枚のアルバム「The Eternal Dreamer」と「Aether」(レーベル「Waterbirds Records」と「T-Lab Revolution」)と、さまざまなジャンルの音楽(エレクトロニックからポップ、ワールドミュージックからローファイまで)の7枚のEPをリリースし、あらゆる場所で演奏しています。
マルコは、劇場でのコンサートやチルアウト/ディープハウスミュージックのライブでハングインストゥルメンタルを一人で演奏し、同時にハッピーアワーやクラブのDJセットとしても演奏しています。私たちがあなたと一緒に作ることができる2つの異なるプロジェクトです。
マルコに関するすべての情報は、彼のウェブサイトwww.marcoselvaggio.com、Facebook、Instagramのページにあります。
nitsua
nitsua は、米国カリフォルニア州出身のヒップホップ/ニュージャズのプロデューサーです。以前は、Nujabes が設立したヒップホップ レーベル Hydeout Productions と契約していました。nitsua は 2010 年に自身のレコード レーベル「visioneternal」を設立し、自身の音楽制作と他者へのプロデュースを続けています。
nitsua は、トリビュート アルバム「Modal Soul Classics II」に収録されている「Lost In Translation」や「No One Like You」で知られているかもしれません。nitsua と Nujabes の関係はこれだけのように思えますが、彼らの関係は Myspace が全盛だった 2007 年にまで遡ります。それ以来、nitsua は自身のレーベルを立ち上げ、複数のアーティストとコラボレーションし、絶えず音楽を作り続けています。
nitsua のデビュー アルバム「dayscape」は、2015 年に rockwell production shop からリリースされました。 2019年にリリースされた続編アルバム「Safety In The Sun」には、Apollo Bebop、reciteall、Substantialなどのアーティストが参加。このアルバムに続いて、同年後半にリリースされたセカンドアルバム「Safety In The Moon」は、より穏やかで柔らかいトーンの補完アルバムとして意図された。
「Nujabesはただ私を信じてくれただけで、それが私の人生を永遠に変えました。こんなに素晴らしいものの一部になれたことに、私は永遠に感謝しています。」 -nitsua